水道の元栓の場所と閉め方|戸建て・マンション別の探し方
水があふれて止まらない時や、どこから漏れているかわからない時は、家全体の水を止める「元栓」を閉めます。元栓は水道メーターのすぐ手前にあり、ほとんどの場合、右(時計回り)に回すと閉まります。
まず結論:元栓は「メーターの手前」、右に回して閉める
- 戸建て:敷地の中、道路に近い地面にある「量水器」「水道メーター」と書かれたふた(メーターボックス)の中
- マンション・アパート:玄関ドアの横にある扉(パイプスペース)の中。共用廊下の壁に数戸分まとめて並んでいることもあります
- 閉め方:メーターの手前(道路側・入ってくる側)にあるハンドルかレバーを、右(時計回り)に止まるまで回します
戸建ての元栓の場所

- 元栓(戸建て):メーターボックスの中、メーターのそば
- 元栓(マンション):パイプスペースの中、メーターのそば
左:戸建て(地面のメーターボックス) 右:マンション・アパート(玄関横の扉の中=パイプスペース)
戸建ての元栓は、ほとんどの場合、道路に近い敷地の地面にあるメーターボックスの中です。
- 家の前の道路側を見て、地面にある四角いふたを探します。青・黒・緑のプラスチックや鉄のふたで、「量水器」「水道メーター」と書かれています
- ふたは手で持ち上げるか、すき間にマイナスドライバーを差して開けます
- 中に水道メーターがあり、その手前(道路側)にハンドルかレバーが付いています。これが元栓です
| 見つからない時 | 探す場所 |
|---|---|
| 車や物が置いてある | 駐車スペースの下、植え込みの中、門の内側 |
| ふたが土に埋まっている | 検針票(水道の使用量のお知らせ)にメーターの位置が書かれていることがあります |
| 寒い地域 | 家の中や床下に「水抜栓」がある場合があります。操作は地域の水道局の案内に従います |
マンション・アパートの元栓の場所
集合住宅では、玄関ドアのすぐ横にある金属の扉(パイプスペース、メーターボックス)の中にあります。
- 扉を開けると、水道メーターとガスメーターが並んでいます。水道メーターの手前の栓が、その住戸の元栓です
- 共用廊下の端に数戸分のメーターがまとめて並んでいる建物もあります。必ず部屋番号の札を確かめてから回します
- 扉は手で開くものと、マイナスドライバーや硬貨で回して開けるものがあります
元栓の閉め方(ハンドル式・レバー式)
元栓には、丸や蝶の形のハンドル式と、棒状のレバー式があります。どちらも右(時計回り)に回すと閉まります。
| 種類 | 閉め方 | 閉まった目安 |
|---|---|---|
| ハンドル式(丸・蝶の形) | 右に何回か回す | それ以上回らなくなる |
| レバー式 | 右に90度(4分の1回転)倒す | レバーが管と直角になる |
- 元栓を右に回して閉めます。固い時は軍手やタオルを巻くと力が入りやすくなります
- 家の中の蛇口を一つ開け、水が出ないことを確かめます
- 水道メーターの小さな羽根(パイロット)が止まっていれば、家全体の水が止まっています
元栓を開ける時の注意
修理が終わって元栓を開ける時は、ゆっくり左に回します。
- 一気に開けると、管の中の空気が押し出されて蛇口から水が勢いよく飛び出したり、ドンという音(ウォーターハンマー)が出たりします
- 開けたあと、しばらくは蛇口から空気まじりの水や濁った水が出ることがあります。透明になるまで少し流してから使います
- 給湯器は、水がきちんと出るのを確かめてから使い始めます
よくある質問
元栓と止水栓は何が違いますか?
元栓は家全体の水を止める栓で、水道メーターの手前にあります。止水栓はトイレやキッチンなど、それぞれの設備の手前にある栓で、その場所の水だけを止めます。一か所だけで漏れているなら、まずその場所の止水栓を閉めます。
元栓を閉めたらお湯も止まりますか?
給湯器へ行く水も元栓の先にあるので、元栓を閉めるとお湯も出なくなります。ガス給湯器の場合、水が止まっている間は運転しないでください。
マンションで元栓を勝手に閉めてもいいですか?
自分の住戸のメーターの手前にある栓なら閉めて構いません。ただし隣の住戸のメーターと並んでいることが多いので、部屋番号を必ず確かめます。管理人がいる建物では、閉める前か閉めたあとに連絡しておくと安心です。
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出典・参考にした資料
- 吹田市水道部「水道の使い方」(止水栓の操作)(メーターボックス・パイプスペースの中、メーターの手前に止水栓があること)
- 佐渡市「止水栓の閉め方」(蝶ハンドル式・バルブ型とも時計回りで閉まる。90度で閉まる型と数回まわす型がある)
内容は出典の公開情報をもとにしています。製品ごとの手順は、お使いの機種の取扱説明書を優先してください。