水があふれる・止まらない時は まず止める

止水栓が回らない・固い時の対処法|無理に回すと危険な理由

最終更新:2026年10月30日/出典 5件(ページ下)

止水栓が固くて回らない時は、無理をせず、家全体の元栓を閉めて水を止めます。止水栓は長く動かさないと固くなりやすく、力まかせに回すと栓や管が壊れて、かえって水が噴き出すことがあります。

まず結論:回らなければ、元栓で止める

止水栓が回らない主な原因

原因よくある様子
長い間動かしていない何年も触っていない。少しも動かない
水あか・錆で固まっている栓のまわりが白っぽい・茶色っぽい
合わない工具を使っているドライバーが溝より小さい・細い
溝やハンドルが傷んでいる溝がつぶれている、ハンドルが空回りする

止水栓には、マイナスドライバーで回すドライバー式、手で回すハンドル式などがあります。どれも右(時計回り)で閉まり、左で開きます。

試してよい回し方のコツ

  1. 回す方向をもう一度確かめます(閉める時は右)
  2. ドライバー式は、溝の幅いっぱいに合うマイナスドライバーを選び、溝の奥まで差し込みます
  3. ドライバーを栓に押しつけながら、ゆっくり回します
  4. ハンドル式は、軍手をはめるか、乾いたタオルを巻いて滑りを止めます
  5. それでも動かなければ、そこでやめて元栓を閉めます

やってはいけないこと

場所別の止水栓のある所

場所ごとの止水栓の位置。トイレは給水管の途中、キッチンと洗面台は下の収納の中の水とお湯の管、洗濯機は蛇口そのもの、お風呂は壁から出る2本の脚
  1. トイレ:タンクにつながる給水管の途中
  2. キッチン:シンク下の収納の中(水とお湯で2つ)
  3. 洗面台:下の収納の中(水とお湯で2つ)
  4. 洗濯機:蛇口そのものを閉める
  5. お風呂:壁から出る2本の脚にある

止水栓は、水が出る所のすぐ近くの管にあります

回す前に、正しい栓を触っているか確かめます。

場所止水栓のある所
トイレタンク横の壁か床から出ている給水管(トイレの止水栓)
キッチン・洗面台(台付の蛇口)シンクやカウンターの下の収納の中
浴室など(壁付の蛇口)蛇口本体と壁の間の脚の部分

止水栓が付いていない蛇口もあります。その時も元栓で止めます。

元栓で止める方法

水道の元栓の場所。左は戸建ての地面にあるメーターボックスの中、右はマンションの玄関横のパイプスペースの中
  1. 元栓(戸建て):メーターボックスの中、メーターのそば
  2. 元栓(マンション):パイプスペースの中、メーターのそば

左:戸建て(地面のメーターボックス) 右:マンション・アパート(玄関横の扉の中=パイプスペース)

止水栓が回らない時は、家全体の元栓を閉めます。

  1. 戸建ては道路に近い地面の「量水器」「水道メーター」のふた、マンションは玄関横の扉(パイプスペース)を開けます
  2. メーターの手前にあるハンドルかレバーを、右に止まるまで回します
  3. 家の中の蛇口を開けて、水が出ないことを確かめます

詳しくは元栓の場所と閉め方を見てください。元栓を閉めるとお湯も止まるので、ガス給湯器は使わないでおきます。

修理を頼む目安

様子目安
止水栓が少しも動かない修理の時に交換を相談する
溝がつぶれた・ハンドルが空回りする交換が必要なことが多い。指定工事店に相談
閉めても水がにじむ・止まりきらない中の部品が傷んでいる。修理を頼む
元栓も回らない地域の水道局か指定工事店に連絡

よくある質問

止水栓が固くて回らない時、潤滑スプレーを使ってもいいですか?

慌てている時に試すより、まず元栓で水を止めるほうが確実です。スプレーで動くようになっても、中の部品が傷んでいることがあります。止水栓は修理の時に一緒に見てもらいます。

止水栓が回らない原因は何ですか?

長い間動かしていないと、中の部品が水あかや錆で固まりやすくなります。古い栓では、中のパッキン(水を止めるゴム)が傷んでいることもあります。

元栓も回らない時はどうすればいいですか?

無理に回さず、地域の水道局か水道局の指定工事店に連絡します。漏れている所にはバケツやタオルを当て、電気製品が濡れていればブレーカーを落としておきます。

止水栓の溝がつぶれてドライバーが入りません。

それ以上こじらず、元栓で止めます。溝がつぶれた止水栓は交換が必要になることが多いので、指定工事店に相談します。

次にやること

家全体の元栓を閉める止水栓が回らない時は、まずこちらで止める 水道局指定工事店に頼む固着した止水栓の交換・修理 止水栓の種類と見分け方ハンドル式・ドライバー式の違い 水漏れの応急処置止めたあとに拭く・受ける・連絡する

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出典・参考にした資料

内容は出典の公開情報をもとにしています。製品ごとの手順は、お使いの機種の取扱説明書を優先してください。

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