水があふれる・止まらない時は まず止める

水漏れ修理を頼む前に|自分でできる範囲・依頼先の選び方・確認すること

最終更新:2026年10月30日/出典 7件(ページ下)

水漏れを見つけたら、まず止水栓か元栓で水を止めます。そのうえで、漏れている場所が「自分で直せる範囲」かどうかを見分け、無理なら水道局指定工事店などに見積もりを取って頼みます。

まず結論:止めてから、自分の範囲かを見分ける

誰が直すか:メーターの前か後ろか

水道の管は、水道メーターを境に、直す人と払う人が分かれます。

漏れている場所直す人費用
道路の下〜メーターの手前水道局水道局の負担(まずは水道局に連絡)
メーターより家側〜蛇口水道局指定工事店など住む人・持ち主の負担
賃貸・マンションの共用部分管理会社・管理組合契約や規約による

どこから漏れているか分からない時は、すべての蛇口を閉めて水道メーターのパイロット(小さな羽根)を見ます。回っていれば、メーターより家側のどこかで漏れています。見方は水道メーターで漏水を確かめるにまとめています。

自分でできる範囲

水道法では、給水管や蛇口の工事(給水装置工事)は、水道局が指定した業者が行うのが原則です。ただし、単独水栓の取り替えや、こま・パッキンなどの部品の交換で配管を伴わないものは「軽微な変更」として例外になっています。

作業自分で理由・注意
単水栓のパッキン・こまの交換できる大阪市水道局・鹿児島市水道局が手順を案内
単水栓の本体の取り替え(配管はそのまま)できる場合あり取付の形が同じものに限る。自信がなければ業者へ
混合水栓(お湯と水が混ざる蛇口)の修理・交換業者へ大阪市水道局は自分で取り替えられる対象から外している
センサー付き水栓の修理業者・メーカーへ同上
給水管・配管の修理、管の位置を変える業者へ給水装置工事にあたる
給湯器まわりの水漏れメーカー・業者へガスや電気の作業がからむ

蛇口の水漏れの直し方は蛇口の水漏れの直し方とパッキン交換にまとめています。

依頼先の種類

依頼先向いている時確かめること
水道局指定工事店給水管・蛇口・トイレなど、ほとんどの水漏れ水道局の一覧に載っているか
工事店の組合の窓口頼む先が分からない時地域によっては近くの指定事業者を紹介してくれる(東京都など)
管理会社・大家さん賃貸住宅、マンションの共用部分決まった業者がいるか、費用は誰が持つか
メーカーの修理窓口製品そのものの故障(トイレ・給湯器など)品番・保証期間
水道局メーターより道路側の漏れまずは電話で場所を伝える

お住まいの市区町村の水道局と指定工事店の一覧は、地域から探すから見られます。

作業別の料金の目安

作業目安
蛇口のパッキン交換1,100円〜12,100円(中央値 3,300円・13社の公開料金表)
蛇口(水栓)の交換7,700円〜23,100円(中央値 15,400円・14社の公開料金表)
トイレタンクの部品交換4,400円〜22,000円(中央値 12,600円・14社の公開料金表)
給水管の部分的な修理3,300円〜18,700円(中央値 7,700円・6社の公開料金表)
漏水の調査5,500円〜49,500円(中央値 12,100円・7社の公開料金表)

料金は、業者が公開している料金表の作業費を集計した目安です(2026年10月時点)。多くは広告の「〜円」の下限で、出張費・部品代・夜間の割増は別にかかることが多く、支払う総額はこれより高くなります。電話で総額の目安を聞いてから頼みます。

出張費・夜間料金・部品代が別にかかることがあります。場所ごとの相場は水回り修理の料金相場一覧にまとめています。

業者が来るまでにやっておくこと

水漏れで家具や床が傷んだ時は、火災保険などで補償される場合があります。契約の内容によって違うので、火災保険で補償される?を見て、保険会社に確かめます。

頼む前に確認すること

  1. どこから漏れているか:場所・量・いつからを写真に撮っておきます
  2. メーカー名と品番:蛇口やトイレのシールで確かめます
  3. 作業内容と総額:電話で、作業ごとの料金と出張費を聞きます
  4. 見積もりは無料か:大阪市水道局は、見積もりにも費用がかかる場合があると案内しています
  5. 複数社を比べる:2〜3社から見積もりを取り、内容と金額を比べます
  6. 指定工事店か:水道局の一覧で名前を確かめます
  7. 漏水減免の条件:水道料金の減額を申し込むなら、修理の証明が必要か確かめます

国民生活センターは、広告の安い金額で呼んだら高額を請求されたという相談について注意を呼びかけています。慌てないために、ふだんから地元の指定工事店を調べておくと安心です。困った時の相談先は高額請求の手口と対策を見てください。

よくある質問

水漏れの修理代は誰が払いますか?

水道メーターより家側(蛇口まで)の水漏れは、原則として住んでいる人や持ち主の負担です。東京都水道局や大阪市水道局もそう案内しています。メーターより道路側の漏れは水道局が直すので、水道局に連絡します。

水漏れ修理は水道局に頼めますか?

メーターより家側の修理は、水道局ではなく水道局指定工事店(指定給水装置工事事業者)に頼むのが基本です。東京都では、工事店の組合のメンテナンスセンターが近くの指定事業者を紹介しています。お住まいの水道局の案内を確かめてください。

水漏れで高くなった水道料金は戻りますか?

地下や壁の中など、気づきにくい場所の漏水を直した場合は、水道料金が減額される制度(漏水減免)を設けている水道局があります。修理した業者の証明が必要なことがあるので、修理の前に条件を確かめておきます。

賃貸住宅で水漏れした時は、自分で業者を呼んでいいですか?

まず管理会社か大家さんに連絡します。建物の設備の修理は大家さんの負担になることがあり、勝手に頼むと費用を出してもらえない場合があります。すぐ止まらない時は、止水栓か元栓を閉めてから連絡します。

次にやること

まず水を止める・応急処置止水栓・元栓を閉めて、拭く・受ける 水道局指定工事店を探すお住まいの市区町村の一覧へ 見積もりの見方項目・総額・追加条件の確かめ方 漏水の減免を確かめる水道料金が戻ることがある

出典・参考にした資料

内容は出典の公開情報をもとにしています。製品ごとの手順は、お使いの機種の取扱説明書を優先してください。

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